LANの種類

LANの種類

LANは大きく分けて2種類です。
小規模オフィス向けのピア・ツー・ピア型LANとサーバーを中心に存在するクライアント/サーバー型LANです。

ピア・ツー・ピア型LAN(PC5台以下の小規模オフィス向)

Peer to Peer(ピアトゥピア、ピアツーピア)とは、多数の端末間で通信を行う際のアーキテクチャのひとつで、対等の者(ピア)同士が通信をすることを特徴とする通信方式、通信モデル、あるいは、通信技術の一分野を指す。P2Pと略すことが多い。
(WikiPediaより抜粋)
ピア・ツー・ピア型とクラサバ型の違いは、サーバ専用機がない、という点です。 LAN上にあるすべてのパソコンがサーバであり、クライアントになる。 サーバ専用機のコストが掛からないので、非常に安価にLANを構築することがで きる。

この場合は、プリンタを接続しているパソコンがプリントサーバとの役目 を果たし、ファイルサーバは構築せずに個々のパソコンで必要な情報を共有する のが一般的な形態となる ピア・ツー・ピア型ではサーバの役目を果たしているパソコンそれぞれに負荷が かかることになるので、主に小規模なネットワークを構築するのに適しています。

ピア・ツー・ピア型LAN

ピア・ツー・ピア型LANの注意点
パソコンの管理が担当者任せになり、データーバッアップやセキュリティ対策が均一化が図れない。

クライアント/サーバ型(クラサバ型)LAN((PC5台以上のオフィス向))

LANの中心にサーバが存在しているのがクライアント/サーバ型(クラサバ型)です。サーバを置くことで得られるメリットはサーバを中心に社内の情報を管理することでデータの所在が分からなくなることをなくし(ファ イルサーバ)、プリントサーバによって個々のパソコンに対する負荷を下げられることが挙げられます。

それ以外にもサーバを導入するメリットは多岐に渡ります。
・文書の共有と一元管理
 各クライアントパソコンはファイルサーバとファイル共有しておけば、各パソコン内部のハードディスクにあるのと同じ要領
 でサーバ上のファイルを扱うことが出来ます。会社の定型フォーマットの用紙をファイルサーバに用意しておきます。
 そうすれば、社員の誰もが同じフォーマットで文書を発行することができます。それまで、各個人が自分で作った
 フォーマット用紙を使っていたのに比べて、対外的な印象も違ってきます。これまで社員の個人毎のノウハウだったものを組織のノウハウにすることができます。

・ユーザーやグループ単位で個々のファイルやフォルダへのアクセス権限を設定できます。

・グループウェア等による現場の業務改善
 グループウェアに標準で装備されているスケジュール管理や会議室・機器予約機能は、比較的簡単に導入できて効果が大きい。チームで仕事をしていると、仲間のスケジュールを確認することが多い。この時に相手の時間を取らせずに自分で確認できるというのは効果絶大だ。逆にスケジュールに自分の予定を書き込んでおくことが、気がつかないうちにコミュニケーション量を何十倍にも増やしたことになる。

自社のIT化を進めるためには、クラサバ型でのLAN構築が最も望ましいといえます。

クライアント/サーバ型LAN

NAS(サーバOS内蔵)の活用

ハードディスクを複数備えたNASはサーバやシステム全体のバックアップ用として進化してきました。
最近は、Windows Storage Server 2008 R2を搭載したNAS製品が多くなり、PCが10台以下の小規模オフィスであれば、ファイルサーバ代わりに設置できるようになりました。

[check]NASは複数のHDDを内蔵し、RAID機能を持ちHDDに書き込まれたファイルを同時に複数のHDDに書込みを行い、信頼性の高いデータ管理を行います。(自動バックアップ機能装備)

[check]NASにネットワーク管理用ウイルス対策をインストールし、ネットワーク全体のウイルス対策ソフトの一元管理が行えます。

[check]Windows Server 2012 に対応したアプリケーションソフト(例:グループウェア)のインストールが行えます。

[check]PCベースのファイルサーバより安価に導入できます。

 
※NAS:Network Attached Storage(ネットワークアタッチトストレージ)とは、コンピュータネットワークに直接接続して使用するファイルサーバ専用機。